~日本の夏、長野の夏~ 3日目

 さすがに3日目になると疲れが...シャワーを浴びてビジネスホテルによくあるバイキング朝食をとります。甲府2りんかんは10時30分開店、それまでは部屋でおね2のOPの熱唱大会です(笑)今日も快晴、ツーリング日和!乗り出し前に少しオイルを補充しておきます。T140はオイル容量2.2リットルと少な目なので、減るのが気持ち早いような気がします。こまめなオイルチェックで重大事故防止!

 甲府2りんかんは数年間、まだCB450に乗っていたころにお世話になった記憶があります。ゆるクラの帰り道、絶不調になってしまいここで工具やテスターなどを借りて故障診断をさせてもらいました。(結局原因は点火時期の遅れでした)
 開店早々、テスターを貸していただき、JAWAのバッテリーの電圧測定を行います。すると全く問題なし...IGオンで12.6Vぐらい、エンジンをかけアイドリング時12.7V、回せば13、14と電圧もちゃんと上がります。発電、充電関係は大丈夫みたいです。さぁ~て分からなくなってきたぞ~。お礼を言って一応燃料ホースとフィルターを購入して交換し、とりあえずまた走ってみることにしました。

 流れの悪い甲府市街を抜け、勝沼バイパスに入って気持ちよく流していると、またJAWAの調子が悪そうです。路肩へ緊急ピットイン。

半泣き人工空さん:「だめっすね、全然吹けなくなっちゃいました」

 70キロぐらいまでは普通に走れていたのですが、もう通常の走行が困難なほど悪化してるようです。迫るレッカーの魔の手...人工空さんにトラに乗ってもらい、近くのスーパーの駐車場まで移動します。これまで症状が出たときに乗せてもらったことがなかったので、初体験です。2000回転ぐらいからぜんぜん回転が重くて上がりません、片肺のような感じです。スーパーの駐車場で確認すると...左側のプラグコードが抜けてる(笑)

 ちょうどバイパスを挟んで向かい側に大きなホームセンターくろがねやがあるので、そこまで押して移動しました。

優秀なトライアンフ乗りの余裕さ(笑)

 コイル周りを見てみると左右で違うIGコイルがついています。右気筒側が純正っぽい物、左気筒側はEMGOの汎用のもののようでした。抜けた左側ですが、通常プラグコードねじ込み式のIGコイルは抜け止めにゴムのカバーみたいなものがついているはずですが、それがありません。ホムセンで椅子の脚かなんかの小さめのゴムカバーを買って再度ねじ込んで固定しようとしたのですが...


 分かりますか?完全に中の端子が完全に錆びちゃってます。

 左気筒用のIGコイルは、プラグコード差込口が車体の前方に向いて設置されていて、かつゴムカバーがなかったので、雨の影響などで錆びてしまったんでしょう。望み薄ですが、掃除して組んでみます。思い出しました、CB450を弟に譲渡したあとしばらくして、原因不明の温まったら不調になる事象が出ていたことを。点火時期やらコンデンサやら交換しましたが改善せず、この時の原因がIGコイルでした。CB450は四角いプラスチックのコイルのタイプですが、それが片方割れていたんです。JAWAの不調もコイルが原因かもしれません。

 組み終わってエンジンをかけてみます...みます...みます...あれ?ニュートラルランプが点灯しません...ウィンカーもつきません...エンジン、かかりませ~ん!
 
 バッテリー上がったみたいです(笑)さてどうしよう、ホムセンには車用のブースターケーブルも売っています。ただ値段が結構するので、ワニ口クリップと配線を買って即席ジャンパケーブルを作り、絶好調のトラとつなげます...やりました!エンジン始動です!急いでそのまま少し走ることにしました。しかし、もう完全な死亡フラグの立ったJAWAちゃん、通常走行が困難ですぐに止まってしまいます。幸い再始動はできましたが...


 勝沼IC出口付近ですべてを悟った人工空さん、レッカーを呼ぶことに決めました。
 
 僕はバイクを直すとき、とりあえず走るようにして、そこからは乗りながら直すというのをスタンスにやってます。(もちろんフルレストアであればこの必要はないと思いますが)乗ってはじめて分かる不具合箇所って案外多いんですよね。だいたい100キロ走ってみて、そこで不具合を発見次第直す。という感じでやってます。ですが、今回の人工空さんの事象は、ツーリングまでは高速道路も何ら問題なく快調に走っていましたから、なかなか発見するのが難しい事象だったと思います。

かな~し~みの~♪


 道の駅甲斐大和で遅めの昼食を食べ、レッカーへ電話をします。うなだれる人工空さん、今回の旅のベストショットです(笑)僕は諏訪で買った諏訪姫さまで遊んでました。日がだいぶ傾いてきました、近くの林ではカナカナカナ~とひぐらしが鳴いていて、なんとも感傷的です。

ドナドナ~♪

 人工空さんとJAWAを見送った後、本来は柏まで帰るつもりでいましたが、近いのでまた上野原の友人宅へ泊り翌日高速ビュンビュンで帰宅しました。
 最後の最後で人工空さんがレッカーされてしまう事態になりましたが、それでも今回の旅は、これまでのツーリングでもトップクラスに楽しいツーリングでした。夏の長野はやっぱり最高ですね!JAWAが快調になったらまたリベンジ行きましょう!!

おわり






~日本の夏、長野の夏~ 2日目

 ムクムク...6時過ぎに目が覚めました。爆睡の人工空さんを横目に朝風呂へ。もちろん貸し切り、前日の日焼けがしみるぅぅ。浴室の窓からはさわやかな風が吹き込んできます。空は快晴、今日も絶好のバイク日和です。すっきりして部屋に戻り、一服するため窓を全開に...


んんん!!なんだか見覚えのある公園が。

 おねツイのOPの公園ですね!僕はツインズの本編は見ていませんでしたが、オープニングだけは何度か見た記憶があります。昨日は真っ暗だったので気が付きませんでした。いつの間にか起きていた人工空さんと朝から超盛り上がり、部屋で何度もスマホでオープニングを再生しました(笑)
 8時にこれまたボリュームたっぷりのおいしい朝食(写真撮り忘れた)を食べました。テレビからは「今日7月10日は、納豆の日」というキャスターの声。朝食に納豆は...無し、残念(涙)

 朝食を食べ終え、チェックアウトまで時間があるので、例の公園と木崎湖キャンプ場へ徒歩で向かうことにします。旅館を出て公園の前の道を10分ほど歩くとキャンプ場へ到着しました。途中歩道のない道があるので、巡礼の際はご注意ください~。

左:みずほ桟橋、右:苺桟橋

苺桟橋


 キャンプ場内に入るとすぐ見えてくるのが「苺桟橋とみずほ桟橋」、訪問時は何やらみずほ桟橋の端にポールが立っていて立ち入り禁止になっていました。多分、北アルプス芸術祭(期間6月4日~7月30日)関連だと思います。ちょっと残念。おねてぃのOPでみずほ先生が指さしてる先は方向的に苺桟橋なのかな?



忘れちゃいけないのが、2012年に放送された「あの夏で待ってる」のOPのワンシーンもここ木崎湖ということ。アニメの主な舞台は同じ長野県の小諸ですが、OPと最終話では木崎湖とその周辺が登場します。


BGM:Sign ♪

「俺がイチカ先輩になるんだよ」

アラサー2人ではしゃいでたらチェックアウト時間が迫ってきてしまったので、例の公園へ移動。ここからは「Second Flight」をBGMにご覧ください(笑)




おね2OPの滑り台





空は待っている~♪

 はい、おわり。旅館に戻り荷物をまとめチェックアウト、2日目スタートです。まずは大糸線海ノ口駅へ。今日もトラちゃんキック一発ご機嫌の模様。JAWAちゃんのほうも大丈夫そうです、暖気するからちょっと待って~。
 国道148号線を10分ほど走ると海ノ口駅へ到着します。148号線(千国街道)は古くから越後の国から内陸の信濃の国へ、塩や海産物などを運ぶ重要な輸送路として利用されていたようで「塩の道」と呼ばれています。信号機が雪国仕様の縦型にいつの間にか変わってました。


 余談ですが、戦国時代、武田信玄の領地である、甲斐(山梨)と信濃(長野)は海に面しておらず、東海進出を目論み敵対関係となった今川家とその縁戚関係の北条家に武田領内への塩留め(経済封鎖)を受けていました。塩はこの時代、保存食料を作るのには欠かせないもので領民は大変苦労したそうです。これを見過ごせなかったのが越後の上杉謙信でした。上杉からすると武田信玄はこれまで幾度となく合戦をしてきたいわば因縁の相手です。しかし「義」を重んじる上杉は武田領民の苦しみを見過ごすことができず、越後から信濃へ安価に塩を送ることにしたそうです。これがいわゆる「敵に塩を送る」の語源となりました。





 海ノ口駅もおねがいシリーズでは有名ですね、駅舎内にはノートが置かれていました。見てみると放送開始から15年が経過しているのにもかかわらず、前日も何組か訪問されている方がいてびっくり。近年のアニメのような自治体と大々的なタイアップによる派手さはないけれど、静かに末長く愛される、なんだか聖地の理想像のような、そんな気がしました。


OPの踏切、大糸線一津踏切
縁川商店...のモデルとなったYショップ内に展示されてるサイン

同Yショップ店内

 さて、名残惜しいですがそろそろ木崎湖を離れないと帰れなくなってしまいます。この日に帰る予定でした、この時点では(笑)
 



 北アルプスの山々を横目に見ながら松本まで戻ります。ん?JAWAの調子が悪そうな...光る左ウィンカー、脇道へ緊急ピットイン!

人工空さん:「なんか、クラッチが滑ってるっぽいです」

 また新たなトラブル発生か!?無事に帰れるかな...右側クランクケースの調整穴よりクラッチの切れ具合を調整して様子を見てみます。絶好のロケーションで整備です(笑)


 結果は...うーん、な感じだそうです。これは僕も乗ってみて症状を見るしかない!ちょっとバイクを借りて走ってみます、

ブィーーーーーーーン、ベェンベェンベェン♪

...絶好調なんですけどぉ~(笑)ドユコトー。
 詳しく聞いてみると、どうやらそれはクラッチの滑りではなさそうです。一定回転数で走っていると回転が下がって上がって下がって上がってを繰り返し、ガクガクする。クラッチの滑りなら一定回転数(例えば3000回転)で走っていたとすると、同じアクセル開度ですからウィーンっと回転が上がる感じで、一旦下がることはないんじゃないかと思います。なんだか点火系のにおいがしてきます。でも仮に点火時期なら、乗りだし直後からおかしいはず、しばらく走って発症するとなると、バッテリーや充電系統かな??症状が出ても少し休ませてあげればまた普通に再始動できて、走れるようです。
 
 とりあえず一つずつ怪しい部分を削っていきましょう。しばらく走ってからなるということは燃料がまわらなくなってくるのではないか?と考えホムセンに寄りパーツクリーナーを買ってキャブの分解清掃です。タンク内から錆かゴミが落ちてくるようで人工空さんのJAWAには燃料フィルターが装着されていました。フィルターもついでに掃除です。
 ...結果は変わらずでした。この時点で今日の帰宅はあきらめました(笑)のんびり帰ろうと思います。

 そうと決まれば、せっかくなんで行きに人工空さんが言っていた諏訪湖の観光と諏訪大社への参拝をしましょう。諏訪市街で20号と別れ諏訪湖の湖畔に沿って走る県道へ向かいます。調べると諏訪大社と一口にいっても前宮・本宮・春宮・秋宮と4か所あるんですね。さすがに全部回る気力はないので本宮へ参拝しました。

本宮には有名な御柱祭で使われる御柱が祀られています

 本宮前のお土産屋さんで諏訪のご当地キャラ「諏訪姫ちゃん」をしっかり購入し、駐車場へ戻ります。今日の宿は諏訪から40キロぐらいの韮崎のビジネスホテルに決めました。
宿には17時頃に到着、日焼けが半端ないです。夕食はないので、近くのくら寿司へ
 部屋に戻り、Skypeで名古屋のJAWAの巨匠、チバさんにアドバイスをもらいます。明日はバッテリー周りを疑い、甲府の2りんかんでテスターで測ってみて、だめならバッテリーを購入しようということになりました。さてさて無事に人工空さんは平塚へ帰れるのでしょうか?

3日目へつづく


<木崎湖キャンプ場>
〒398-0001 長野県大町市平森9707−1

<Yショップ ニシ>
〒398-0001 長野県大町市平海の口12076

〜日本の夏、長野の夏〜 1日目

 7月9日に今年のハイランドギャザリングが長野県原村、八ヶ岳自然文化園で開催されました。今回も前日上野原の友人宅へ一泊し、人工空さんと一緒に当日中央高速で向かう予定でしたが...

 ウキウキで準備中のふじおかのもとに一本の電話が。

人工空さん「なんかバイクが調子悪くて無理そうです」

えぇ~~~そんなまさか、TriumphとJAWA、イギリスとチェコスロバキアのバイクによる異種格闘技戦を楽しみにしていたのに...それにハイランドギャザリングの記事がメインな人工空さんの新刊も危ういぞ。...とりあえず症状を聞いてみます。80キロ以上で巡行しようとするとガス欠のような症状で回転が落ち走れないということでした。それ以下の速度であれば問題ないそうです。

「な~んだじゃあ下道で余裕じゃん!!頑張って来て!!」ガチャ

ということで7時に泣きながら上野原に到着した人工空さん、いままではこのような症状は出たことがないそうです。快調な時から何かいじったか確認すると、
キャブがオーバーフローしていて応急的に油面を下げたそうです。

原因それしかないじゃん!


 甲州街道沿い、道の駅甲斐大和で油面を戻します。さすが旧車乗り、道端整備もお手の物!ノギスなどがないので感覚で、これで快調になってくれればいいのですが...

 計画変更で甲州街道をひたすら北上します。数日前までの天気予報の曇りと雨マークは消え、快晴快晴です。今日も暑くなりそう。甲府を過ぎると一気に快走路と化す20号線、思いのほか早く到着できそうです。一方心配なJAWA君、信号待ちなどでたびたび調子を聞いてみましたが、朝よりかは快調になったけど、症状は治っていないようです。それでも70キロまでは普通に走れるそうなんで、案外軽症なのかも。

 いつも通り小淵沢から20号に別れを告げ、県道11号、484号経由で八ヶ岳自然文化園へ
標高が上がってくるにつれ、今度はトラちゃんの調子ががが...
安パイで超濃いめにしてるんで、標高が上がるとだんだん吹けなくなってきちゃう。なのでいつもより少し回転を高めにしてあげて走ります。毎回思いますが、原村いいところですね。早くジャンボ当ててこんなところに引っ越さないと(笑)
 
 会場には9時開始のところ9時20分ぐらいに到着しました。デモランが開会直後に行われるので、早めに着いといたほうがいいですよ~!


マッハから歴代デスモ揃い踏み
戦前ベロベロ~ンGTP、2サイクルモデルです。
毎度脱帽の戦前車勢です。
イタリア車中心の外車メインですが、このように国産旧車も頑張ってます。
陸王RQです、ちなみに大阪ナンバーで自走で帰られたのですが、
まさか大阪まで自走!?
今年もゆるーく行われました、この感じが好きなんですよね。


ひととおり見た後に駐車場にもどると、JAWAの隣に不審なバイクが...


JAWAでした☆

 そうですご存知、チバさんがはるばる名古屋からやってきました。前日ハーレー乗りのカノンさんたちとキャンプをされていまして、帰りがけに寄ってくれたようです。
多分、日本最大のJAWAミーティングでしょう(笑)おなじJAWA638ですが、人工空さんのは634タンクなどを使ってクラシカルにカスタムされているんで印象がだいぶ違います。園内のレストランで変態談議に花を咲かせ、気づいたら14時過ぎ、ぼちぼち閉会式が始まる時間です。

 さてさて、せっかくのいい天気、長野に来たのでかねてから行きたかった、ある場所へ行きたい...一緒に走る人工空さんと相談です。実は前々日、スカイプで懐かしアニメで盛り上がり、そういや長野といったら木崎湖があるじゃん!ということになったんです。
木崎湖と聞いてピーンと来た人は立派なオタクです!


いまから15年前、2002年に放送されたアニメ、「おねがい☆ティーチャー」、2003年に放送された「おねがい☆ツインズ」の聖地なんです。そして2012年に放送された「あの夏で待ってる」にも木崎湖が出てきます。当時小学生だった僕は、おねがい☆ティーチャー(略しておねてぃ)を見てこの道へ進むことになりました(どんな道だよ)ただツインズのほうは見ていないんです。でも一緒の人工空さんはティーチャーは見ていないけどツインズは見ていたそうなんで、二人で行けばお互い補完しつつ巡礼ができそうです。事前情報によると、聖地巡礼をする人向けに木崎湖の旅館「アルペンハイム山正」さんがおねてぃプランなる宿泊プランを用意してある模様。宿泊料金は一泊二食付きで1人7000円!!...当日予約できるかな?空室あるかな?そもそも15年も前のアニメのプランとか今もやってるのかな?ドキドキしながら電話します。幸いにも今日は日曜、日月で宿泊する人は少なそうです。電話をすると、「大丈夫ですよ~夕食は19時ぐらいまでについていただければ」との返事が。よかったよかった!

 19時までに木崎湖へ着くとして、現在時刻15時、残り4時間です。木崎湖までは100キロちょっと、距離的には余裕ですが人工空さんのJAWAの機嫌が悪いことを考えるとのんびりはしていられません。諏訪と松本の市街地も混みそうだし。足早に山を下り20号を北上します。途中諏訪湖を通るのですが、人工空さんはバイクで諏訪湖に来るのが初めてだったようでえらく感動していました。そして一言、

「JAWAでこんなところまで来れちゃったんだ」

 お!い~ぞ~その感じ!このバイクでこんなところまで来ちゃったという感覚が、僕にとってはツーリングの醍醐味の一つ。このバイクと一緒ならどこへでも行ける気がする、そんな感覚にとらわれたのであれば、あなたも立派な旧車ツーリング勢です。そこらへんで旧車を塩漬けにしてる輩とは違います。乗って楽しもうよ、バイクなんだから~!
 
 塩尻市内に入ると国道20号とは別れを告げ今度は国道19号を走ります。19号線に入るといままでの「東京までOOキロ」から「名古屋までOOキロ」の標識に変わります。松本市街は少々流れが悪くなりますがひどい渋滞はなく順調に進めました。市街地を抜けると左手に奈良井川が現れます。奈良井川は松本市内で犀川と合流し、やがては千曲川となり日本海へ注ぐ河川です。分水嶺超えましたね、川の流れが北向きです。テンションがバイクに乗ってMAXな時は、こんな小さなことにも感動を覚えます。

 安曇野市から県道51号線へ分岐すれば、あとは木崎湖までラストスパート!現在時刻18時、ぎりぎり間に合いそうです。左手には北アルプスの山脈が影になってそびえています。人工空さんに「あれ、山ですよ!」と言ったのですが、全然信じてくれません(笑)いいもん明日感動させてやるんだから!
 
 アルペンハイム山正さんには19時ジャストぐらいに到着しました。チェックインを早々に済ませ、夕食をとります。1日中走っていたので、もうおなかペコペコです。


で~ん!

 まっていたのはこのボリューム!!よだれが止まりません!!いただきまーす。...うひょ!美味しい!美味しい!!こんなに食事がおいしいと感じたのは久しぶりです。女将さんにお話を伺うと、放送開始して15年経ちましたが、いまだにおねてぃプラン利用者は多いようです。中には高校生時代に見ていて、やっと最近就職できてお金ができたんで来られました!という方もいらっしゃるとか、愛されてますねぇ~。
 
 この日は日曜日ということもあり、僕らのほかには一組の家族がいるだけでした。食後、貸し切り状態のお風呂ではしゃぎ、早めに床につきます。明日はどんな旅になるのか、わくわくです!

2日目に続く


<八ヶ岳自然文化園>
 〒391-0115 長野県諏訪郡 原村原山17217-1613

<アルペンハイム山正旅館
〒398-0001 長野県大町市平森10595
電話: 0261-22-1027
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