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ワン! |
しかし、ふじおか単車のことですので一筋縄ではいきません。「アクセル軽すぎィ」と感動しながら走っていると最初の信号待ちでエンストしました。まだ温まってないのかな?とアイドリングを高めに設定、しかし次の信号待ちでもストンとエンストです。そこから家まで20キロは地獄でした。東京を出るぐらいまではまだ減速時だけ気を付けていれば停車してもアイドリングはしてくれましたが、松戸あたりでそれもままならなくなりました。前方停止信号の現示を確認すると、シフトダウンしていきますが、だんだん速度が落ち回転も落ちてくるとエンストしないよう2000回転ぐらいを手で維持しながら停車します。停車中も微妙なアクセル加減でエンストを防ぎ、出発...それでも何度もエンストし、路肩の狭い国道6号ではトラックに足を持ってかれそうになるわ大変でした。命からがら自宅に帰宅しすぐに原因究明です。
まず初めに疑ったのがエアクリーナーです。OIF(
人工空さんが全天候型の純正エレメントを使ってないので譲ってくれました。これに交換し様子を見ることにします。
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左奥が汎用スポンジを使った自作品です。 |
交換が終わり柏のライコランドまで試走してみます。アイドリングはぶれなく安定。これはいけそうかも?そして最初の信号待ちです...
ダカダカダカダダダ、ストン...
だめでした☆エアクリは関係ないようです。わざわざエレメント送ってくれた人工空さん、ゴメンネ。
エアクリを純正にしてもご覧のとおり真っ黒です。こんだけ黒ければと今度はエアクリーナー自体を取り外し、ファンネル仕様で走ってみます。純正から4番手下げでしかもファンネル...焼き付きが怖い!!結果は...だめです。同じようにエンストします。
なんだか燃調以外の原因がある感じがしてきました。ここで現状の症状をまとめておきます。
●始動性は良好、ティクラ―で一発始動
●始動後のアイドリングも安定(パイロットスクリューも規定値)
●走り出しも問題なし
●少し走り信号や交差点で停車しようとして回転数を下げていくとそのままエンスト
●エンスト後キック2、3回で再始動
●再始動直後はアイドリングの維持が難しく走り出しも微妙なアクセルワークが必要に
ネットを検索してみると同じ症状に悩んでいたコマンド乗りの方がいらっしゃいました。この方の原因は「キャブ本体の不具合」だったようです。さすがドジっ子アマルちゃん!熱による歪みなどでアイドリングやスローのガソリンの供給経路に不具合が生じていたようです、その状態でセッティングを出そうと努力してもドツボにはまるパターンですね。
僕のタイガーのキャブレターはもともとT140で使っていた2個のうち、状態の良かった右ティクラ―のものを使っています。ツインキャブ時はエンストすることは一切ありませんでしたが、これは2個キャブがあることでお互い補い不具合がうまく隠れていただけかもしれません。それでシングルにすると不具合が顕著に表れてきたのではないでしょうか?
またもう一つの要因が二次エアです。実は最初にこの症状の洗礼を受けた国道6号上でのこと、いつもクッソ混んでる葛飾白鳥あたりで渋滞にはまっていると、アイドリングがだんだん上がって1300回転から1900回転ぐらいまで停止たびに上がりました。(この時はまだアイドリングはしてくれていました)もともとインマニのスタッドの隙間からの二次エアなどは気を付けなければダメよ!と聞いていましたので吸いやすいようです。ただ回転の落ちが悪いとかはなく、アイドリングの自然上昇現象もこの時以外は起こっていません。プラグも真っ黒ですし(二次エアを吸っているのであればメインジェットも低いので焼け気味になるはずでは?)単にオーバーヒートだっただけかもしれませんが、これも検証の余地があります。
9日にツーリングの予定があるのですが、8月中旬に12連休をぶっこんだせいで休みが全然ありません。なかなか時間が取れませんがツーリングまでにはなんとかしたいところです。とりあえず左ティクラ―のキャブには交換したので時間を見つけて検証してみます!
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