Honda JC58 電球関係

電圧はすべて6V

ヘッドライト
口金:P15D-30
定格電力:25/25(M&H製35/35で代用)

テール
口金:BA15s
ガラス球型式:G18
定格電力:純正不明(17wを使用)

ウィンカー
口金:S8.5/8.5
ガラス球型式:T10×31
定格電力:8

メーターランプ
口金:BA9s
ガラス球型式:G10
定格電力:3

【参考】M&Hの電球規格一覧

JCのチェーンカバーの固着したねじ




ガッチガチに固着しているJCのチェーンカバーのM5ねじ7本、インパクトドライバーで叩いたのですが緩まずねじ山がつぶれてしまいました。チェーンケースを歪ませたり割ったりできないので、ガンガン叩くことはできません。普段こんな時はドリルで破壊して外すのですが今日は新兵器を使ってみます。


じゃ~ん!ANEX製「なめたネジはずしビット」


 このビットは電動ドライバーに取り付け、上の写真の右端のドリルでなめたねじの頭に3~5mmほど右回転で下穴をあけ、今度はビットを逆に付け替え左端のテーパー状の逆ねじを左回転で先ほどの下穴に食いつかせながらなめたねじを緩められる代物です。様々な種類があり1000円~2000円ぐらいで売られています。
ただし、本来この商品はなめたねじを外すもので、固着したねじを外す商品ではありません
自己責任チェレンジで!!


 下穴をあけ、左回転でねじを緩めてみます、するとパキっと簡単に外れました。チェーンカバーのねじは新品にするので7本全部このビットで緩めました。気持ちよくパキパキ固着したねじが外れていきます。


ウゲー

 このチェーンケース、ブレーキパネルと一体成型のようです。チェーンケースにブレーキシューがついているのをはじめて見ました。ちなみにチェーンケースのネジは旧JISのM5(ピッチ0.9)×12mmのナベ小ねじです。


だいぶ流行りのモトブログっぽくなったかな?(笑)

JCやっちゃった。

リムがもうグズグズに錆びてしまっているので、茨城のフェイスさんにリムとスポークを新品に交換してもらおうと出すことにしました。
しかし、アクスルシャフトのナットの頭の形状が特殊で前輪は外せたものの、後輪が全く外れません。


なんでこんな形にしたのよホンダさん...横は17mmですが上下に膨らみがあるためソケットははまりません。スパナだと力の作用するのは2点だけですから、がちがちに錆びて固着したナットを外すのはとても大変です。

○ラスペネぶっかけ→効果なし
○バーナーでがんがん熱する→効果なし
○力業、モンキーレンチで挟んでハンマーでたたく→効果なし
○6面ソケットをコの字に4面削り上下のふくらみを回避してインパクト→効果なし

前輪はなんとか外れたのですが思えば前輪は、


このように貫通形状だったのでバーナーであぶることで中まで熱が通りやすかったんだと思います。一方後輪は袋ナットなので熱が通りません。


さらに上のパーツリストを見てもらえばわかると思うのですが、カブやエンフィールドのようにチェーン位置を変えずにタイヤが交換できるよう、JCはリアのアクスルシャフトがハブ中央部分から2分割されている為、反対側からどうこうすることもできません。

あんまり力業を多用しすぎて、スイングアームの薄い部分を曲げたり亀裂を入れたりしたら終わりです。仕方ないのでグラインダー+ナットブレーカーで破壊することにします。
ただ、スイングアームが近いのでグラインダーを多用することができず、後半はナットブレーカーさまさまでした。


ようやくぐにゃりとナットが割れ後輪を外すことができましたが...


やってしまいました...ナットブレーカーを締めすぎてシャフトのネジ山部分まで食い込んでしまいました、ふじおか一生の不覚。

溶接で盛ってネジ山を再度ダイスで切りなおすことを考え、銀十字氏と相談したのですが、食い込んだのが一か所だけなので盛らなくても大丈夫じゃない?とのこと。
ダイスでネジ山を修正する方向で決まりました。
測ってみるとこの部分のネジはM16のピッチ1.50(細目)、普通の規格でよかったです。モノタロウにてSKC製のダイスと新たに使うナットを購入しました。M16と大きいのでダイスは一個3000円近くします、たぶん一生使わないだろうなぁ

やすりで成形し、一度リアタイヤを組付け後輪シャフトを固定してダイスを使いネジ山を切り修正していきます。


うまく元のネジ山に沿ってできました。もう二度とあの形状のナットは使いませんよ!

教訓「ナットブレーカーの締めこみすぎに注意」

JCがやってきた。

さかのぼること8月になります、いつものヤフオク新着チェック中に、Honda ベンリ―JC58を発見。
値段をみてびっくり、なんと5万円即決でした。安い理由は、先の西日本豪雨の際に水没してしまったとのこと。海水ではなく淡水なのでワンチャンいけるかも!と思い即決購入しました。





5万円のわりに状態はいいかも?
欠品も見た感じありません、ちゃんと純正の鍵もついています。

広島在住、極右国産旧車乗りの銀十字氏と共同で直す形になったので、役割分担。
エンジン回りは彼がやってくれるそうなので、僕は車体まわりを担当します。
そうと決まれば早速エンジンを降ろします。


水没車なので泥汚れがひどいですが、特に大きな固着なくすんなり降ろせました。


クラッチのリフター部分から大量の水が...上のネジが舐めてます。


オイルを抜こうとしたのですが、全く入っていませんでした。
エンジン単体重量は約37キロ、ヤマトは30キロまでなので佐川急便さんにお願いし広島へ送ります。


ミクニアマルマニアとしてキャブだけは分解洗浄して送りたい!
キャブはM-18型です。
スロットルはボディの経年の歪みと固着で外すのが大変でした。
シャッター式チョーク機構の円盤部分に歪みがありますが、フロートにパンクも無く状態よさそうです。



綺麗にしました。おすすめはモノタロウで売っている粉末状のパーツクリーナー、これを鍋に入れて部品を一緒に煮ます。かなり綺麗になりますよ。

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