二次エア問題 その1

 前回の旅での不具合ですが、二次エアも起因しているのではと思い調査と対策を施しました。もし二次エアを吸っている場合には、温まった状態で出やすいので軽く近くを1時間ほど流しインマニとシリンダーの接合部分にパーツクリーナーを吹いてみます。すると...

「ダカダカダカダカダダダダ、ダ、ダ、ダ、ダ」

 明らかに回転に変化が、これは吸っていますね。早速インマニを取り外します。

この部分が怪しい


インマニは4つの1/4UNFナットを外せば外れます...外れます...んんん...外れました。
リプロのインマニの精度が低く、穴の位置がしっかりあっていないんです(涙)

オイルストーンで面出し


 ガスケットの新品利用はもちろんですが、多めに液体ガスケットを使用してみます。また、再度インマニとシリンダーの接合部分の面出しを行いました。これで直ってくれればいいのですが。




 後日インドからチョークレバーが届きました。コンセントリックのチョークなんか使ってる人とても少なそうですね(笑)標高1500mを超えてもし薄くなるようなら、チョークを使用して様子を見てみようと思ったんです。あとハンドルにレバーがいっぱいついてるのかっこいいじゃん!という自己満足です。


 それでは試走へ行ってみます。過去二回のツーリングは山でしたので、今回は海へ。
朝6時に出発し柏ICから常磐道へ、乗ってみるとなんだかちょっとセッティングがあってない感じがします。途中のPAでプラグを見てみると真っ黒。MJを310番→300番へ落としてみました。
 どこで高速を降りようか悩んだ末、日立南太田ICで降りることに、2250円也。そこから海沿いの道へ出て阿字ヶ浦へ向かいます。高速を降りてから、信号待ちからの走り出しでアクセルを開け始めると回転が一瞬下がりエンストしそうになる事象が多発しました。仕方がないので、アイドリングを少し上げて1600回転ぐらいにしました。

前に砂にタイヤをとられてウィンカー壊した場所(苦笑)

 せっかくこんなにも天気がいいのに、気持ちよく走れないのは残念です。そのまま下道を走り、大洗、行方を抜け桜土浦ICから高速で帰宅しました。到着後すぐにパーツクリーナーで調べてみます。


 するとシリンダーから出ているスタッドボルト部分から二次エアを吸っているようで、そのままストンとエンストしてしまいました。


 上の画像でいうと青丸の部分からエアーを吸っているのですが、ということは赤丸部分周辺がしっかり密着していないということになりますね。かなり頑張ったつもりでしたが、まだ対策がうまくいっていないようです。今度は青丸部分から液体ガスケットを充填する方法で対策をしてみようと思います。

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