先日継続車検を受け、また2年間お世話になれることになったみどりちゃんことTR6Rですが、早々に車検の帰り道不調が発生。
いつもの16号線外回り、6号呼塚までの渋滞ポイントをのろのろと走っていると、突然加速時に「ンバッ、バババ、ンバッ」と左気筒に点火不良のような症状がでました。
いつもの16号線外回り、6号呼塚までの渋滞ポイントをのろのろと走っていると、突然加速時に「ンバッ、バババ、ンバッ」と左気筒に点火不良のような症状がでました。
オーバーヒートかなぁ?やだなぁと思いつつ急いで家まで帰りその時は事なきを得ましたが、後日乗ってみるとまだその症状が続いているのです。これは何か原因があると早速トラブルシューティング。
●後日走行時にも症状が再発→オーバーヒートではない
●バッテリー電圧12.8V→発電不良、バッテリーの寿命ではない
●点火時期を再度確認、正常→点火時期ではない(そもそも走行中に急にはズレないか)
渋滞の熱でイグニッションコイルが死んだかとおもい新品の12Vイグニッションコイルを購入
●イグニッションコイル左右新品交換→症状改善せず
うーん、だんだんとドツボにはまってきました...
注意して観察してみると、アイドリング時にマフラーの排気が、右は「ドドドドドド」と調子がいいのですが、左は「バン、ババン、バン」不等間隔で排気がきます。やぱり左だけが調子が悪いようです。
●左側だけが調子が悪い→ワンキャブなのでキャブレターではない
左右別の部品となると...あとはコンデンサかな?
試しに左右のイグニッションコイルとコンデンサを繋ぐ配線を差し替えてみました。
するとなんだか少し改善されたような...うーん、でもやっぱり左が微妙な気がします。
●コンデンサの配線左右差し替え 若干症状が改善するも依然として左が調子がわるい
→コンデンサではない(差し替えでも左だけが微妙)
うーんもう一度ポイント周りを見直してみよう
写真では樹脂ワッシャーがカムを固定するボルトについていますが、これは点火時期を調整する際に、ガバナーをフル進角させて調整する必要があるために、カムを固定する目的で使用しています。
みどりちゃんは67年式なので本来は4CAなのですが、左右のポイントの調整幅が少ないので6CAに替えてあります。間違えやすいのが、元の配線のままであれば、
向かって左が右気筒(timing side)右が左気筒(primary side)です。
見た感じ、問題はないようです。ポイントベースとポイント間、絶縁のためのベークライトワッシャーは、ナットを強く締めすぎると割れてしまうので注意です。
点火時期後、走ってみましたが「ンバッ、バババ、ンバッ」と前を症状は変わりません。
その後念のためコンデンサも左右新品に交換しましたが、変化なしでした。
これはもう何もすることがなくなってしまった...
あとはポイントぐらいしか交換していない左右別の部品は無いので、以前使っていたDAIICHI製のポイントを組み付けてみるもうまいこと点火時期が合わせられません。
そもそも現ポイントに交換して半年以上たっており、この症状が出るまでは問題なく使えていたので、ポイントではないと思います。
…うまいことDAIICHIのポイントだと点火時期が合わせられないので、あきらめて今まで使っていたポイントに戻しました。
そして再三行ってきた点火時期調整を…
ん?
んん???
一回ポイントが開き豆電球が消灯した後、再度ポイント接点が接触し豆電球がついて、また消えてるではありませんか!たぶんこれが原因ですね、ポイントカム。
見えにくいですが、結構虫食いの傷が多いです。右側はヒールのあたりぐらいで、まだ症状が出ていないだけだったのだろうと思います。
ポイントカムはリプロでは出ないので中古を探すしかないのですが、いまさらそれをするのであれば、フルトラキットに替えたほうがいいかなぁ?
追記
なんと原因は別のところにありました。その2へつづく...
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